#08-2. The Address Dubai Marina Hotel, ‘Mazina’で朝食を…
[The Address Dubai Marina入口]
ドバイ国際空港到着後、まずは腹ごしらえをすることになる。
無事、空港内にて出迎えてくれたスタッフと合流し、イミグレ通過後、日本円を現地通貨に交換し準備万端だ。
ひと段落すると、今度は’Arabian Adventures’スタッフにバトンタッチとなる。
到着日前日からホテルの予約をしておいたわけでもないので、到着=即チェックインというわけではない。
勿論それでも良かったのだが、Burj Al Arabチェックイン迄の時間を折角だからDubai市内の観光をするということでそっちにお金を回すことにしたわけだ。
今回のドバイ旅行では、Burj Al Arabの全泊故、そこそこ金をかかってるしな。
まあ、そうは言っても部屋のカテゴリー的には下から数えて…だと思うが。(笑)
全室SuiteRoomで2フロアのメゾネットタイプの構成で、贅を尽くされた極僅かしかない”世界7つ星Hotel”のひとつである”Burj Al Arab”…
早くホテルに行きたいという衝動を抑えながらも、まずはDubai観光にでかける。
パッケージツアーで盛り込まれた場合だけでなく、仮に個人で旅行を手配したとしてもドバイ市内の観光案内を別途依頼することも可能。
Arabian Adventuresはそのようなニーズも応えてくれ、また様々なオプショナルツアーも取り扱っている。
こういうことはAmexにお願いをすると即対応をしてくれるからやはり便利だな。
実際にDubaiに訪問し数ある資料をみていると、こういう委託先は幾つかあるわけだが、数ある中で今回は’Arabian Adventures’となったのにはなにか理由があるのかもしれない。
Arabian Adventuresスタッフ曰く、私たちはEmirates航空との提携を結びパートナーシップ関係にあるとも言っていたしな。
パキスタン人のMr. Ishworがホテルチェックイン迄の6時間、色々な場所を案内してくれる。
彼は母国語を入れて4ヶ国語を話す旅のスペシャリスト。
様々な経験と知識を買われて今の職にあるという。
多くの言語を使い分けるのだが、その中に日本語も含まれているので英語を中心に日本語を交えたガイドとなった。
さて、まずは彼に与えられた最初のミッションがある。
ここドバイで最初に案内してもらわないといけないのは、当然’腹ごしらえの場所’である。(笑)
空港の送迎レーンに停車してあった車に乗り込み、そこから15~20分ほど走らせ、最初の訪問地’The Address Dubai Marina’に向かう。
それにしてもドバイの車は本当に飛ばしているな。
信号も日本とは異なり大分少ないし、スコシ大きな道路となると片道6車線は当たり前。
一面砂漠の状態から都市を作り上げているので、道路もまっすぐ。(笑)
みんな最低でも時速80km走行だ。
すげーよな。
日本で言うオービスのような自動速度取締り装置もあるのだが、速い人は140~150km位で走るという。
(Taxiでも100kmオーバーで走る。)
まずは、この点に驚かされたわけだ。
そうそう、知っての通りドバイでは雨がほとんど降らない。
だから、道路の脇に「溝」というか「側溝」はなく、道路の端=砂漠の砂というところも面白い。
イメージとしては、砂漠の砂にアスファルトの道路が乗っているという感じだ。
しかし、実際はそんな簡単なものではない。
ここドバイの近代都市建設の為に、近隣の国から「土」を大量に輸入したそうだ。
タンカーで原油を輸入ならイメージが湧くが、タンカーで「土」を輸入するというのもドバイらしいといえばドバイらしい。(笑)
基本的にここには砂はあっても土は一切ない。
だから、他の国から持ってくるしかなかったそうだ。
輸入した土を2m程盛り、それを土台にする。
その上に道路を作っていく…
何をするにも私たちの常識では図りかねるところがある。
そうそう、側溝がない理由を訪ねると、「ドバイでは長い時間雨が降っても長くて20分くらいだからだよ!」というMr. Ishworの言葉が印象的だ。
アスファルトには水がしみこんでいくことはないが、道路の脇は砂の為、水を無尽蔵に吸い込むというわけだ。
故に、側溝は不要というわけか。
納得だ…
そうこう話しをしているうちにホテルに到着だ。
The Address Dubai Marina ‘Lobby’…
ぱっと見、素晴らしいホテルというのはすぐわかるのだが、Dubaiのホテルは他の国とは違い、資金投入の額が多いためか並に見えてしまう。
まあ、このホテルに宿泊をするのではないので問題はないが、まずは私のへそ辺りから「ぐぅ~ぐぅ~」音がするもんだから撮影はこんなもんにし、レストランに移動する。
朝食は、このレストランの’Mazina’で頂くことになった。
このホテル1階はこんな感じ(↓)だ。
とても落ち着いたホテルで辺りを探検&撮影したいのだが、いまはそんなときじゃない。(笑)
まずは腹ごしらえをしなければあかん。
まさに、背に腹は変えられん!という切迫した状況なわけだ。
’MAZINA’内はこんな感じ…
撮影している場所は丁度真ん中くらい。かなり広く、これで半分にも満たない大きさ。
もう1枚、今度は撮影の対象をもう少し絞っての紹介だ。
オープンとなった調理場が3つか4つだったかな? いくつか調理するトコロがあって、そこに数名ずつ調理している人がいる。
落ち着いた雰囲気の中で、ビュッフェ・スタイルにて朝食を思う存分に頂くことができる。
もちろん、お気に入りの料理があればその場で作ってくれるものも多かった。
フルーツもてんこ盛りだし、種類も豊富。
俺からするとパラダイスだね!!
話しは変わるが、朝食(食べることの出来る食事の種類)をみてもわかることがある。
Mr. Ishwor氏の話では、ドバイに住むアラブ人は全体の20%程しかいないらしい。
残りの80%は世界各地から来た観光客、あるいはBusiness man+Workerということになる。
様々な国籍、人種そして文化が集まる国’Dubai’故に、料理も実に多種多様。
ここまでいろいろな国の料理が揃い楽しめるビュッフェもオモシロイ。
The Adress Dubai Marina Hotelがどれほどのクオリティーを持ち、どの顧客層をターゲットに展開しているのかはわからないが、この種類の多さには驚いた。
まあ、そうはいってもここではこれが普通なんだろうがな。(笑)
私が頂いたのはこんな感じです。
そこそこ控えめに頂いた。(笑)
チャーハンみたいなものをスコシ頂いたわけだが、米がタイ米だったことからパサパサして美味しくない。
それ以外は、とびぬけて美味しかったわけじゃないが、十分美味しかったゾ。
Marina Hotel ‘Mazina terrace’からの眺め…
このレストランにはテラスがあり、直接外に出ることが出来る。
写真を見てもらうとわかると思うのだが、私が訪れた去年もまだまだ至る所で建設ラッシュが続いていた。
ここDubai Marinaでは、都心からそれほど離れていないため高級レジデンスの建設が活発に進んでいるとのこと。
Marinaと名の付くだけあって、クルーザーの駐留ができるようになっている。
いかにも金持ちが集まりそうなところだ。
見渡す限り、工事工事工事…
今年訪問したときはどんな感じになったのか時間に余裕があればもう一度訪れてみたいもんだ。
この写真で工事をしているところ(↑:地下部分)は、たぶんショッピングモールなんだろうな。
ドバイでは、至る所にショッピングモールがある。
なんでかっていうと、外は灼熱の世界だからよ。(笑)
正確な答えにはなっていないのだが、それはあとでわかる。
去年の9月に訪問したわけだが、9月にも関わらず昼間普通に気温50℃を超えていたからな。
ただ温帯湿潤気候の日本とは異なり、’亜熱帯性乾燥気候’となるため湿度が異常に低い。
故に、個人的には日本の方がキツかった。
空気が乾燥している故べとべとせず、からっとしているため汗をかかないのだ。
仮に汗をかいてもすぐ乾燥する。
まあ、こんな気候だから大規模なショッピングモールを作り、昼間は室内(建物内)で過ごすというように上手く出来ているのだ。
実際、ドバイメトロでも車内は勿論駅も建物内に含まれ、外気はシャットアウトされる。
だから、砂漠の国ドバイだけれども既にそういうところではないわけだ。
冷房の燃料となる石油は無尽蔵にあるわけだから、気にすることもないだろうしな。
まあ、スゴイところだよ。
ここドバイは…
そうそう、滞在中世界最大のフロア面積となるドバイモール(Dubai Mall)にも訪問してきた。
それはそれで記事とするので楽しみにしていて欲しい。
つづく。
(To be continued…)
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