#01-8. 縄文杉トレッキング編01_出発…
[Yakushima Jomon-sugi trekking]
サンカラ編の続きはまた後ほど。 ここからは、縄文杉を訪ねる旅が始まる。
屋久島縄文杉トレッキング編
いよいよ本題に突入だ。
あまりにもSankara Hotel&Spa屋久島の居心地が良すぎて、トレッキング編に入るまでに大分期間が経過してしまった(笑)。
ただ私の場合、満足度の高い滞在や訪問の場合は、記事が多くなる傾向があるようなのでその点も滞在・訪問先の評価指標に入れて頂けるとよいのではなかろうか。
では、屋久島の大自然のほんの一部のみの紹介となるが、本編のスタートだ。
4:00am…
前日のDinnerで心も腹も満たされ、言うまでもなく心地よい睡眠をとることができた。
そして、朝3時すぎに目覚ましが鳴る。
さあ、縄文杉に会いに行く旅の始まりだ。
記事後半にて、縄文杉トレッキングをする上での「注意事項」等をしっかりと紹介させて頂くこととし、本日持って行くべきものを改めて念入りにチェックする。
写真の通り、外は完全に闇の世界に包まれている。
今日の「旅」は、4:00にラウンジにて軽く腹ごしらえをすることから始まることになる。
ガイドが4:30に迎えに来ることになっているので、この時間帯にラウンジで軽く食事をとっておくのだ。
それにしてもサンカラスタッフの意識(というか教育レベル)は高いように思う。
朝の4時には食事がちゃんと取れるように全てをセットしてくれていた。
当たり前といわれてしまえばそれでおしまいだが、時間をかけちゃんと準備をしてくれたいたのだろう。
そして、いつ来ても良いようにスタッフもフロントで待機してくれていた。
至るところに「おもてなし」の心を感じることができる素晴らしい宿だ。
お~、そういやAKB48のオーディションに受ければ必ず受かるような篠田麻里子似のスタッフも居たゾ。
サンカラにはレアなキャラかもしれん(笑)。
確認をしたら本人の希望でNGが返ってきたので掲載できず残念だ(笑)
軽い食事…
私が席に着くとすぐに写真のようなパンがフレッシュジュースとともにでてくる。
つい先ほどできあがったばかりの焼きたてパンのようだ。
「味」も「もてなし」も十分満足できた私は、屋久島でとれるポンカンの絞りたてのジュースとともにチャージ完了!!!
とても美味しく頂くことができた。
ブログに載せてないものもあるのだが、ここサンカラでは美味しい焼きたてのパンを気軽に食べれるように用意してくれているようだ。
恐らくは、このホテル内でつくり、そして焼き上げているのだろう。
そうそういい忘れたが、食べ切れなかったパンが実はあったのだが、すかさずスタッフが「道中どこかで召し上がってください」と、袋に詰めテイクアウトにしてくれたのだ。
くぅ~、こういうところが嬉しいねぇ。
6:06am 荒川登山口到着…
日本最初の「世界自然遺産」に登録されてから、国内は勿論海外からも多く登山者が多く訪れている。
山岳部への過剰な車両乗り入れによる環境負荷の軽減と混雑緩和を目的に、現在「荒川登山口」への車両乗り入れが終日規制されている。
「屋久島自然館」前の駐車場に車を停め、シャトルバス(有料)でここまでくることになる。
実際に参加した者としての意見を上げさせてもらうとすると、「縄文杉トレッキング」に参加するにあたって注意しなければならないことが沢山あった。実際に体験してみてわかるという内容だ。
私の場合は「トレッキングガイド(案内役)」を地元の業者に申し込み、事前に資料等もたっぷり頂いたのだが、やはり資料(数字や文章)からではイメージがわかない。
「山の天気は変わりやすい」とよくいうが、では屋久島はどうなんだろうか?
気候にしても、月毎の平均気温や降水量の書かれたものも同封されていた。
しかし、普段からエアコンによって調整された空間の中にいる我々からするとその数字からイメージができるはずもない。
そこで、この記事はこれから屋久島に訪問する人たちに役立ててもらいたいという思いを込めて書きたいと思う。
「屋久島訪問は考えていないが、記事だけを楽しみたい」という意味で当ブログに訪問してくれている人からすれば細かすぎる内容になるかもしれない。
この点だけは、ご容赦願いたい。
いざ、縄文杉に向けて出発…
ここから縄文杉の行程はすべて自分の「足」によるものとなる。
縄文杉迄片道11km往復22km、高低差およそ700m(標高600mの登山口から標高1300mの縄文杉)の道のりを10時間弱の時間をかけてここまで戻ってくることになる。
登山口を出発してから日の出までの約30~40分はこのような真っ暗な中を進んでいくことになる。
持ち物のひとつだが、「懐中電灯」は絶対に欠かせない。
今回私が持っていったライトは、「LEDライト120灯」だ。
LEDライトは単4電池の為、小型軽量が特長だが何よりも飛びぬけて明るいのが特長だ。
私が持っていったのは気持ち大きいため、お勧めはNissenのLEDフラッシュライト100灯(笑)
http://www.nissen.co.jp/sho_item/regular/1606/1606_57023.asp
こんなヤツがお勧めだ。
私は決してNissenの手先ではないぞ(笑)。
Sankara Hotel&Spa屋久島の記事をかなり連続してアップしたため、仕事関係者より「○○さん(私)は、サンカラの広報部長だったのですか?」とか、「実はサンカラの広告を担当しているのですか?」などと多く意見やメールが寄せられた(笑)。
まだ私のブログは始まったばかり、そしていきなり満足度の高いサンカラ+縄文杉だったので気分ノリノリで書いていたらこうなったわけだ。
決してサンカラの手先ではないぞ(笑)
まあ、今後私の宿泊でそこそこ迄は許すが、大失態を犯したホテルはこのブログを通じて好き放題暴露させてもらうから、そこで私がサンカラの手先でないことを証明していくとしよう(笑)
その辺も乞うご期待!ってとこだ。
話しは戻り、ちと値は高いかもしれんが、防災用としてこれを2つ。
さらに200灯と250灯も持っている。
後者2つを同時につけると部屋の蛍光灯とほぼ同等の明るさ(笑)
停電も全くこわくないゾ!(笑)
250灯は最強だ!!!
わっはっはって感じだ。
私はネットで購入をしたのだが、震災の影響で今確実に買えるのはNissenだけ。
LEDなだけに超高輝度にも関わらず電池の消耗が本当に少ない。是非、お勧めの一品だ(笑)
もし購入した人が居たら、是非教えて欲しい。
満足できるはずだ。
感想なんかをコメントとして投稿してくれても面白いかも知れん(笑)。
話しは戻るが、4月5月くらいであれば恐らくもうこの時間帯(5時半~6時頃)はある程度明るいだろうからここまで明るいライトは必要ないかもしれないが、上の写真真ん中の橋は超ビビるのでちゃんと明るいものを持っていったほうがよいと思う。
登山口を出発し150m位のところにあるのだが、高さ7~8m程の高さに架かっている橋を幅50cmの狭い板の上を通って渡らなければならない。
手すりはあるが、橋をある程度安定させるためのものなので、手を伸ばしても全く届かんので正直危険だ。
横風は強いわ、橋自体もゆれていて足元は不安定だわ本音をいうとかなりビビってた(笑)。
なぜ、みんながスイスイと進んでいけるのかがわからない。
もしかしたら私のように「下をみたら駄目!」「絶対に下は見ちゃいかん!!」などと心の中で叫んでいるヤツも多いのかもしれん。(笑)
受け止め方に個人差があるようだが、かなり気をつけて欲しい。
そういう意味を込めて、明るいライトが好ましい。(しかし、重く大きすぎるのはかえって妨げになるので注意が必要だ!!)
出発し30~40分程度経過したであろうか…
辺りはもうすっかり明るくなっている。
出発して1.5km程だろうか、ビビリまくった荒川の橋を超え、まだ始まったばかりではあるが面白い話しが飛び込んできた。
トロッコ道の脇にヤクシカの足跡があるとガイドさんが教えてくれたのである。
こうした自然との突然の関わりも縄文杉トレッキングの楽しみ方のひとつらしい。
およそ2人に1人くらいはヤクシカに出会えるらしい…
さて、屋久島縄文杉を訪ねる旅は始まったばかりだ。
自らの体力と精神力を頼りにひたすら「歩く」「歩く」「歩く」
縄文杉をひと目見るために、yuzoは頑張るのだぁ!!!
縄文杉trekking… 大自然との遭遇
この時点で、「小杉谷小・中学校跡地」手前(登山口よりおよそ2.6kmの地点)。
全工程の4分の1の地点、
素晴らしい自然との遭遇とともに、まだまだ険しい道のりは続く。
(to be continued…)
(今後、縄文杉トレッキングに参加を考えている人は是非お読み下さい。)
[登山上のマナーについて]
01. 動植物を大切に
02. ゴミは持ち帰る
03. 山の水は汚さないで
04. 焚き火はやめて
05. 山に動物を連れて行かないで
06. サルや鹿に餌を与えない
(上記は「登山者の為のYakushimaマナーガイド」より引用)
[登山上の注意]
■「登山届は必ず提出しましょう。」
ガイドを依頼しトレッキングを楽しむ場合は(ガイドが提出するという意味で)不要ですが、万一遭難した場合
発見される可能性が高まります。ガイドブックにもありますが、遭難時の捜索費用は「自己負担」です。
十分ご注意下さい。
[経験者からのOnePointアドバイス!!]
※私自身のトレッキング経験より、地元で活躍するガイドを絶対に依頼するべきだと感じました。
■「登山道は事前に確認を」
荒川登山口から縄文杉、淀川登山口から宮之浦岳を往復するには徒歩で9~10時間程度を要します。
[経験者からのOnePointアドバイス!!]
※私は普段完全にオフィスワークで朝から夜中まで働いている。移動する場合は完全にDoor to Doorだ。
この為、スポーツは勿論ジョギング等も一切行っておりません。若かりし頃にスポーツで活躍(全国大会
に出場)した時期もあったため、今回も正直全然大丈夫かと思っていました。が、下山時には大変な疲労
と筋肉痛に襲われました。普段全く運動をしていない人が楽しむ場合は、ある程度の準備期間をとった
上参加したほうが好ましいかもしれません。
※片道11km往復で22kmと既に述べましたが、特に後半は急勾配の斜面を岩で形作られた階段や階段
すらない道?を歩くことになります。結果、強制的な上下運動(スクワット)まで求められる箇所もありまし
た。また、上で結ばれたロープを手繰り寄せながら上っていくところもあります。これらは要所要所で5~
10m程度ですが、道中後半のトロッコ道が終わった頃から頻繁に通ります。私の経験上ですが、感覚的
に倍近くの距離を歩くのと等しいと感じています。平坦な道22kmではなく、標高700mの高さを登る事も
考慮に入れれば納得頂けるかもしれません。十分な準備の上、屋久島の大自然をお楽しみ下さい。
※登山者の中に、「膝」「腰」の炎症で歩けなくなっている人もいましたので十分ご注意下さい。
■「十分な装備の上で楽しみましょう」
海岸部は天気が良くても、山岳部の天気は急変するので登山用の雨具をはじめ装備は絶対に怠らないよう
にしましょう。また、日帰りでも非常用に防寒衣を忘れずに。また、食料(糖分補給の意味でチョコレートや飴
玉)・手で握れるサイズの懐中電灯・携帯電話は必需品です。
[経験者からのOnePointアドバイス!!]
※次回以降の記事で詳細を書きますが、縄文杉手前2~3kmは大きく条件が変わりました。季節が変わっ
たといっても良いくらいの違いです。甘く考えないようにしましょう。
※雨が降っていないとき・霧雨や小雨時の防寒衣として、私は撥水作用をもつUNIQLOのコンフォートミッ
クス(上下)とヒートテックインナー(上下)を用意して行きました。自分では万全だと思っていましたが、
いざ登山口に来たとき予想以上の冷え込みで、一切雨が降っていないにも関わらず、雨具(上)をウイン
ドブレーカー代わりに使用せざるを得ません。他の参加者も同様にそうしていました。
※特に朝方はそのくらい冷え込みますので注意が必要。
(参照:荒川登山口の標高はおよそ600m程度)
■「携帯電話は(ほんとうに)一部の地域でなら使用が可能です。」
荒川登山口、淀川登山口やほとんどの山中で携帯電話は通じません。
携帯電話が利用できる地点は以下の通り。
・縄文杉デッキ ・夫婦杉 ・宮之浦岳山頂 ・黒味岳山頂
・栗生岳山頂 ・太忠岳山頂 ・投石平 ・種子島が目視できる一部の地点
[経験者からのOnePointアドバイス!!]
※携帯電話が通じるとしても本当に一部の「地点」だけでした。私はsoftbankの携帯を使っているのですが、
softbankはほとんど電波が届いていません。
※Docomoは大活躍のようです。
(上記の一部は「登山者の為のYakushimaマナーガイド」より引用)
次回の「縄文杉トレッキング編」では、少し踏み込んだ記事にしたいと思います。
具体的には、「小杉谷小・中学校跡地」より「翁杉」くらいまでを記事にする予定です。
屋久杉オールスターズの「仁王杉(阿形)」「仁王杉(吽形:倒木)」もでてきます。
有名な「屋久島ハート」「ウィルソン・ハート」はその次くらいの記事で登場の予定。 m(__)m
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