#06-3. Kilauea Caldera & Thurston Lava Tube and so on…[後編]


[Thurston Lava Tube, Around Kilauea Caldera in Big Island…]

いよいよ後編が始まる…

  
[Thurston Lava Tube….]


[Lava Tube Entranceの看板]

 溶岩洞窟がどのようにできたのかなどが記された看板が立てられていた。
 付近は一層木が生い茂り、シダ科の植物がまたその雰囲気をさらに深めている…
 

[Lava Tubeはどのようにしてできたのか…]

 1. 山と山の間やくぼみに溶岩が流れ込み、溝の部分が大量の溶岩で満たされてしまう。
 2. 大地や大気に高い温度が逃げていく。または気象の変化から雨が降るなどし、溶岩の外側から固まっていく。
 3. 周りは冷え固まっていくが、1200℃以上の高温となる溶岩の中心部分は高温のまま流動性を保つ。
 4. 時間と共に中の溶岩だけが流れていき、空洞の溶岩洞窟ができあがる。

 という仕組みのようですね。
 

 これだけの大きさの溶岩洞窟ができるわけだから、この周辺一体に流れ出た溶岩の量(体積)の多さが容易に予想できます。

 このThurston Lava Tube自体とてつもなく大きなものではありません。Entranceから戻ってくるまでの所要時間はおよそ30分ほどで楽しめるという大きさです。ひとつひとつを細かい点にまで関心を寄せ、じっくり見ていけば45分くらいは楽しめるのではないでしょうか。
 

 実は、このLava Tubeは心霊スポットとして広く地元の人に語り継がれているそうです。
 

 以下で洞窟内部を紹介している映像がありますが、実は「幽霊が映る場所」として有名なところのようです。
 勿論、ガイドさん曰くですが…

 
 私が何度も繰り返し見る限り、嬉しいことやら悲しいことやらそういうものは映っていないようです。(;´∩`)

 

[Lava Tube Entrance(8秒)]

 

[洞窟内部の心霊スポット…(5秒)]

 幽霊はともかく、ここでも大自然が作り出した「不思議」を目の当たりにすることができました。

 懐中電灯を持っていくほどではありませんが、映像はナイトモードにて撮影していますので実際はもっともっと暗いです。
 皆さんも是非一度訪問してみてはいかがでしょうか。

 

 

[Keanakakoi Crater…]

 ここは正直「お~!!!」「すげ~!!!」といったところではありません。
 Crater Rim Drive沿いにあるひとつのクレーターとして、車を停めるスペースとちょっとした展望所(場)があるくらいですね。

 

 大きさもそれほど大きくはありませんでしたが、ここも間違いなく「火口」です。
 

 Crater Rim Drive沿いに車を走らせている人の半分程度でしょうか、停車させ写真を撮っていく人がいました。
 では、ここでひとつ質問です。
 

 上記写真の共に真ん中に、少し周りとは違う色(レンガ色とでもいうのでしょうか)をした箇所がありますよね。
 この色のついた部分が、ある動物を横から見た姿に似ていることからこのKeanakakoi Craterでは観光客がよく写真を撮っていくそうです。では、この動物とは一体なんでしょうか?
 
 
 

 動画をみると余計にわからなくなるかもしれません。Σ( ̄□ ̄;)ナヌッ


 

 

 

 答えは、Mouse(ネズミ)だそうです。

 ( `д´) ケッ!
 そんなのわかんね~よ!

 と怒らないようにお願いします。

 次に、Kilauea Iki Craterをご紹介します。

 
 

[Kilauea Iki Crater…]

 

 ここKilauea Iki Craterはとてもスケールが大きいですね。

 前編で、Halema’uma’u Craterを紹介しましたが、ハレマウマウ火口はきれいな「円」の形。
 ここキラウエア・イキ・クレーターはどちらかというと楕円の形をしています。

 

 この看板には以下のようなことが書かれていました。

 

    火山活動の休止からおよそ90年という月日が経過した。1959.11.14に突然火口から轟音が鳴り響く。
    最初の爆発から5週間にわたって17の場所からかつて見たこともないような噴水ショー(Lava Fountains)
    が続く。1箇所からの溶岩の噴火は1時間程度のものから長いもので1週間にも及んだ。

    様々な場所で溶岩の洪水が起こり、更には岩が溶解し、火口に満たされた溶岩の深さは120mにもなった。

    科学者のモニタリングによると、キラウエアの頂は1ヶ月もの期間どんどんと膨れ上がり、1000回を超える
    地震を記録したという。

    (省略)

    ある日、爆音と共に溶け出した火山(弾)が噴出す。
    どろどろに溶けた溶岩が地の底から大きく噴出してきたのだ。爆発的に噴出した溶岩(マグマ)は空高く迄
    吹き上がる。溶岩の噴水(Lava Fountain)は最も高いところで580mもの高さにも及んだ。 (省略)

 

 と…このようなことが看板には書かれていました。若干翻訳を間違えているところもあるかもしれませんが、この点はご愛嬌(笑)…大体のことは間違っていませんのでご安心下さい。(多分…)
 
 
 それにしても自然の力は凄いですね。
 その一言に尽きてしまいます。

 

 さて、キラウエア・イキ・クレーターの映像も撮っておきましたのでご紹介です。
 ここKilauea Over Look(展望所)から実は火口まで降りていくことができる珍しい場所です。このようなイベントがあるのでここはひじょうに沢山の観光客が集まります。

 火口まで降りるとKilauea Iki TrailといってKilauea Calderaの手前まで火口のど真ん中を歩いていくことができるのです。
 火口全体が見渡せるほど画面が引いた状態で、右上から左中ごろまで斜めに線が見えると思います。
 これがKilauea Iki Trailです。

 以下の映像は、地面より水蒸気がもくもくと上がる場所を何人かの人たちがTrail沿いに進んでいく様子を見ることができます。

 

 

 ハワイはオアフ島だけでなく、その他にも沢山の島があります。
 ハワイ島は北海道と同じくらいの広さがあるので1日では回りきれませんが、オアフ島に行くときは是非他の島まで足を運んでみたら如何でしょうか。ハワイ島にもまだまだ沢山の観光名所がありますが、カウアイ島のワイメアキャニオンなんて特にオススメです。

 

[今後掲載のエピソード]

 今回紹介させて頂いたHawaii島をはじめ、ハワイにはハワイにしかないのエピソードがあります。
 以下の写真は私がお伝えしたい(用意している)storyです。
 また別の機会に以下の写真にまつわるエピソードを添えて、皆さんの下に記事をお届けしたいと思っています。
 
  
  

 一旦ここでHawaiiから離れ、寄り道をしてこようかと思います。
 また突然Hawaii編が入るかもしれません。お楽しみに。
 
 

  

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