#08-3. Central Dubai(Jumeirah Mosque, Gold Souq,Spice Souq)に立ち寄る…
[Jumeirah Mosque, Central Dubai Area]
The Address Dubai Marina Hotelで朝食を済ませ、いざBurj Al Arabに向かう。
ただ、まだまだ時間は朝(笑)。
チェックインの時間には早すぎる。
故にMr. Ishworはイスラム圏だからこそ訪れるべき場所としてMosque(モスク)を紹介してくれた。
Jumeirah Mosque…
ブログトップの画像は、Dubai Central(Jumeirah Area)でのランドマーク的存在になっている”Jumeirah Mosque”。
1978年建立の大型モスクで、宮殿を思わせる’イスラム教の礼拝堂’である。
週4日(火木土日)程、午前10時~モスク内の見学ができるようだ。
但し、ワタシが訪問した時期は丁度Ramadan Kareem(ラマダン期間)だったので、運悪く見学できる時間帯が夕方に変更となっていたため、外観だけ楽しむことになった。
まあ、外側だけ数枚だけだが撮影をしたので紹介したい。
Mr. Ishwor曰く、モスク内部の装飾を含め、素晴らしいと感じるものが多くあるので、Dubaiに訪れた際は是非訪問して欲しいとのこと。
礼拝堂なので、見学という観点から言えば何度も訪れる必要性はないが、イスラムの文化を表す1つの象徴として位置づけられているので、訪問する価値は十分にアリ!!のようだ。
礼拝堂の外に、Jumeirah Mosqueの歴史を記したパネルがあったので、誤魔化しでしかないが撮影をさせてもらった。
ここJumeirah Mosqueで一息入れさせて頂き、次に向かうのはSouq…
Gold Souq…
ドバイで最も古くから栄えていたとされるDubai Old Souq…
この一体にGold SouqとSpice Souqが隣接している。
アラブ圏で見かける市場のことをSouqということはご存知の方も多いと思う。
今回は、数あるSouqの内の三大スークを訪問してきた。
Old Souqの一角を通り過ぎると、そこには目がくらむばかりの黄金郷”Gold Souq”がひろがる。
でも、もう少しセキュリティーレベル上げたほうがいいんじゃないの?
と思ってしまうほど、ふつ~にGOLDがショーウインドウに飾られている。
時期的に、少しずつ気温が下がり過ごしやすくなってきても良い時期だが、1週間の滞在中毎日50℃を越す猛暑でもあった為、昼間から動き回る人は少ないようだ。
あくまで個人的な意見だが、ワタシは気温が40℃以下であっても日本のあの湿度の高さの方が過ごしにくいように思う。
幼い時から、外でスポーツで鍛えていたからか、思ったより外で動き回ることができると感じた。
おいおい書き記していくが、Dubaiは夕方以降活気付く。
Ramadan Kareem中は、太陽が出ている間は自分の唾すら飲み込むことを許されないという厳しい戒律の中で生活をしなければならないのだが、日が没すると、毎日が”感謝祭”と化す。
話しを詳しく聞くと、当然といえば当然のコトだが、流石に現地の人たちでも気温50℃の中、毎日過ごすには大変らしい。
ワタシのように1週間限定で滞在というわけではないからな、毎日は昼間から動き回るわけにもいかないのも納得だ。
故に昼間はおとなしく過ごし、日没を待ち、その分いつもより夜遅くまで騒ぎとおす。(笑)
そう、夜中の0時を過ぎても普通に店が開いているのは驚きだ。
夜になれば、気温も下がり、かなり過ごしやすくなっているのでDubaiでは夕方以降に動き回る人が圧倒的に多い。
昼間の50℃前後に達する過ごしにくい日中は、身体を休め夜の為に充電をし、日が没すると皆騒ぎ出す。
これがドバイでのメリハリの付け方だと、Mr. Ishworは教えてくれた。
話しが少し飛んでしまったが、ここGold Souqでは見渡す限り眩いばかりのGoldが並ぶ。
画像をみるとわかるのだが、様々な金製品が大胆且つ複雑なデザインを併せ持ち、展示されている。
これらの商品はすべて金相場に基づき”計り売り”で販売されているとのこと。
ゴールド・スークで扱う金製品の品質は、すべて政府によって保障されているらしい。
ここで出店するためには、世界でも群を抜く厳しい事前審査/基準をクリアする必要があるようだ。
世界一の観光国を目指すDubai…
そのDubaiに訪問した人たちのほとんどがここを訪れるというから、徹底した品質保障がされているのは政府としても当然ということだ。
Mr. Ishworにこう尋ねてみた。
もし、ここでニセモノを販売したらどうなるのか? …と。
するとこう返事が返ってきた。
詳細は覚えていないが、他の国に比べて明らかに重い罪に問われるばかりか、海外国籍の商人の場合は国外追放及び永久に入国が出来なくなることもあるという。
まあ、Dubai政府のありとあらゆる面で”世界一”を目指す国策を掲げ、すべてにおける力の入れ様を考えるとそのくらいのことをしてもなんらおかしくないと思う。
中東の国…というと、どうしても”テロ”だとかひじょうにダークなイメージが先行してしまうが、ここは全く違うと感じた。
正直、日本と同等か日本以上に治安がよいのでは…と思ってしまうぞ。
Spice Souq…
ドバイの名所の1つだと言っても過言ではない’Souq(スーク[=市場])’…
クリークの両岸に広がり、アラブの専門店が多数集まることで大変人気がある。
先ほど紹介したGold Souqは300以上のショップが軒を連ねるとも言われ、且つその品質は政府に保証されている点から観光客に一際人気が高い。
Gold Souqから歩いて3~5分…
Spice Souqが広がる。
ローズマリー、サフランなどの根強い人気を誇るスパイスが格安から激安の値段で買える。
基本的に、Souqでは値交渉が可能のようだ。
同じような店がたっくさん密集しているので、まずは”Just Looking!!”で時間をつぶし、携帯電話で値段を含め写真をパチリ!
徹底的に、品物と価格の調査だ。
そして、自分のお気に入りのものが見つかれば、そこから値引きの相談を始めてみよう。
値交渉もドバイの楽しみ方のひとつとして捉えることが大事。
多くのお店の人が英語を話せたので、ワタシはあまり苦労しなかったように思う。
金製品は基本計り売りなので、値交渉は(たぶん)無理だと思うのだが、まずはデザイン重視で金額を尋ねる。
金額が見合わなければ、金額を提示し、似たような製品を紹介してもらう…
この流れがよさそうだ。
香辛料も含め、特に民芸品はモノによっては半額近くまで下げることもできるので、値交渉はしたほうがよいかな。
店員の提示した金額を見て、別の店に行くと見せかけ再度値交渉はイケル!
せこい手段だが、事前に打ち合わせをし、ある程度時間が経過したら(同行者や一緒にツアーで参加している人に協力してもらい)「もう集合時間だよ!!はやく行かないと!!!」的なやりとりを時計を見ながら始めると半額以下は当たり前の世界になるので是非お試しあれ。(笑)
To Burj Al Arab…
Souqを十分楽しんだ頃、少しずつ眠気に襲われてきた。(笑)
朝の4時5時に到着し、そこからずっと動きっぱなしだったから当然といえば当然だ。(笑)
Hotelに電話をし、アーリーのアーリーチェックインが可能か訪ねたところ、OKという返事だったので12時にも全然満たない午前中の時間帯であったが急遽ホテルに向かうことにした。
上の写真は、Burj Al Arabに宿泊しない観光客が多く訪れ、撮影していく名スポットだという。
モチロン、いまからここに向かうわけだが、写真を撮っておいた方が良いと強く勧められ、重い腰とまぶたを上げ頑張って撮影してきた。
ドバイの海(Jumeirah Beach)はこんな感じ。
きれ~な海でした。
このホテルでは、素敵なPrivate Beachもあるので今回の滞在は色々と楽しませてもらった。
プライベートビーチの話しはまた別に記事としてお伝えしたい。
この撮影スポットを離れ、車で10分程度…
ホテルのゲートの更に手前でもチェックが行われていた。
ここでは、宿泊者かレストラン予約者かの確認が行われ、予約をしていないと門前払い(U-Turn)となる。
常時、門番がいて更にセキュリティーレベルを上げている。
先ほどのゲートを無理に通過したとしてもここで完全にシャットアウトだ。(笑)
ここも無理やり通過できるかっていうとそうはどっこいそう上手くはいかないようだ。
下の写真を見て欲しい。(↓)
普段車の出入りがないときは、地面(アスファルト)からブロックというか、ごっつい塀みたいなものが出ている。(笑)
すっげ~ (笑)(笑)
ここを無事通り過ぎ、ホテルの入り口に車が横付けされるわけだ。
車を降り、ホテルロビーでの1枚…
さらに少し角度を変えて…
ワタシの名前を告げると、簡単に宿泊内容の確認を行ったあと荷物を係りに預けることになった。
その後、受付をしてくれた人が「暫くの間、ソファーでお待ち願いたい」と私に告げる。
初めての宿泊ゆえ、何があるのかわからないが少しの時間ここで待つこととなった。
なぜ待たされたかというと、その答えがすぐにわかる。
私担当のバトラーが宿泊フロアのバトラーデスクよりわざわざここまで迎えに来てくれたのだ。
恐らくは、本来そのようなことはないだろう。
普通にチェックインする時間帯であれば忙しく、そのような対応は物理的にありえないことだからな。
まあ、そうは言っても嬉しいサプライズが訪れたわけだ。
これは、正直感動だな。
簡単に互いに挨拶した後、世間話を楽しみながらすぐに部屋まで案内をしてもらう。
Burj Al Arabでは、チェックインはすべて部屋で行うことになっている。
エレベーターを使って指定階まで進み、いざ自室へ…
エレベーターを降り宿泊フロアに向かうと、まず正面にはバトラーデスクがある。
Burj Al Arabでは、1フロア最低4名のバトラーが配置されているそうだ。
ここで、宿泊者の出入りを常に管理し、異なるフロアの宿泊者やレストラン利用者がこのエリアに入れないようになっていると教えてもらう。
世界屈指の7つ星ホテル”Burj Al Arab”の徹底振りが伝わってくる。
つづく。
(To be continued…)
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