#01-4. Sankara Hotel&Spa屋久島02
[Sankara Hotel&Spa 屋久島, in Yakushima]
今回はSankaraの施設の紹介です…
Their Facilities…
豪勢なお出迎えに驚きましたが、無事正面入り口に車は停まり、いよいよホテルに足を踏み入れることになりました。
すべてが計算されていたかのようにスムーズに、そして手際よくコトが運んでいく…
まず、私が考えるホテルの良し悪しを決めるポイントに、「チェックインにどれだけ創意工夫を取り込むことができるか」があります。その理由を挙げると、私は少なくともただ単に宿泊できればいいとは考えていないからでもあり、ずっと心に刻まれるような宿泊をしたいという思いを持っているからです。
故に、チェックインはその心に刻まれる宿泊の「始まり」となります。
宿泊者の名前を確認し、幾つか確認事項を行った上、宿泊する部屋まで案内するという極めてシンプルな「始まり」…
だからこそ、私は他との「違い」があってもよいのではないかと思うのです。
当然、宿泊する部屋のグレード・クラブルームタイプ・エグゼクティブフロア・スイート等によってチェックインの仕方は異なって当たり前。
しかし、今回のように空港からのChauffeurServiceの付帯がなければ本来はここからホテルサービスが始まることになるのです。
近所の家を訪ねたときに無精ひげを生やした無愛想なおっさんが頭をボリボリかきながら「なんか用か?」とドアを開けるのと、笑顔で「こんにちは」と言いながら素敵な女性がドアを開けるのと同じくらい違います。
ホテルに宿泊する際、このチェックインのスタイルがホテルの第1印象を決めることをホテル側はもっと知って欲しいですね。
すべての人にでなくとも、少なくともそういう価値を求めて宿泊する人も多くいるはず。
景気の悪いこの時期だからこそ、そういった面に是非目を向けてほしいと思っています。
「心に刻まれるような宿泊」であったなら、必ずリピーターとなって何度も宿泊を重ねてくれるはずですね。少なくとも私でしたら必ずそういうホテルを選んで宿泊します。
過去に泊まったホテルでは様々なチェックインのスタイルを経験してきました。
私なりに感じるのが「部屋に泊まる」のではなく、「ホテルに泊まる」ということ。
さっさと手続きをし、ポーター付きで部屋まで案内されてしまうと正直興ざめをしてしまいます。
そういう意味で、ここサンカラは一体どのような「始まり」と「印象」を与えてくれるのか…とても楽しみでした。
Premium Check In…
いや~、よくわからないがサンカラはとても良かった(笑)
チェックインの方法は数多くあると思いますが、今回はチェックインカウンターではなくまずラウンジに通されました。正直特別なイベントがあったというわけでもありません。
にもかかわらず高い満足度を得られたのはなぜでしょうか?
もしかしたら屋久島空港でバトラーと顔をあわせたときがチェックインで、車の中でのバトラーとの会話、ホテル入り口でのお出迎え、そしてラウンジでは「道中お疲れ様でした。(手続きすることは一切ありませんから)ここで一息入れてください。それからお部屋にご案内します。」だったのかもしれませんね。
その表れ[現れ]か、ここラウンジでは通常行うようなサインや確認等も一切行いませんでした。
(流石にそこまでは考えすぎか…)
Front Desk…
チェックインの手順としてはこうだ。
到着後、正面入り口から入りすぐ左手にチェックインカウンターがあります。
今回はチェックインカウンターをそのまま通り過ぎ、まずラウンジに通されることになります。
正面入り口から見て、目の前にはホテルのプールとその奥には屋久島の海が大きく広がっている。丁度この頃軽く霧が出てきた為、眼前の海をはっきりとカメラにおさめることができませんでしたが、眺めは素晴らしいオーシャンビュー…
Library&Lounge…
ラウンジに通された後、何か手続きをするのかと思いきやサインすら何もなかったように記憶しています。
すべて手続きは終えている(終わっている)?という印象を受けました。
ラウンジでは、ウェルカム・シャンパンと屋久島名産?の「ぽんかん(だったかな?)」のフレッシュジュースが冷やされ用意されています。
シャンパンは軽く頂き、主にぽんかんのフレッシュジュースを私は美味しく頂きました。
甘く美味しいフレッシュジュースによって、確実に疲れはとれ、再び心地よい時間が流れ始めたのです。
回想…
私が過去に経験した国内自然(ロギア)系ホテルとしてチェックイン・スタイルNo,1は「阿寒鶴雅別荘鄙の座」です。
「鄙の座」は1泊15万円ほどしただけあって北海道のホテルで1,2を争う最高級ホテルでした。チェックイン手続きをする前に高級フレンチのメインデザートに十分なり得るウェルカム・デザートを出してくれました。
眼前に庭園?+奥には阿寒の湖面が広がり、素晴らしい空気と景色の中本当に美味しくデザートを頂くことができたのです。
鄙の座の前に宿泊したホテルから160km以上車を走らせたからか、足にも腰にも大分疲れがたまった状態でホテルに到着したことを覚えています。そこで、目でも楽しみながらデザートをゆっくりと口に入れ、暫くゆったりと過ごすことができたのです。
その時は気づきませんでしたが、20m程奥に足湯を楽しむこともできたようです。
これもまた北海道らしいサービスですね。
素晴らしいと評価されるホテルの要素…
話しは飛んでしまいましたが、この二つのホテルに共通している事項が2つ…
1. ホテルに到着した客をすぐに部屋に押し込もうとしない。
2. チェックインの前にホテル「独自」の温かいもてなしが用意されている。
落ち着く暇もなく、そそくさとチェックイン手続きを急かされ、部屋に案内されるようなホテルは他に良さがあるとは勿論思いますが、私には合っていない様に思う。
昨年宿泊したDubaiの「Burj Al Arab」のような世界の七つ星ホテルともなると、正面入り口に車を停め、車のドアを開けるところから他のホテルとは違いました。
やはり、そういうものを求めている客が好むホテルやサービスも存在しているということでしょうね。
ラウンジで十分くつろいだ後、いよいよバトラーにアサインされた部屋迄案内されることになります。
なんと、そこには別の驚きが待っていました。
(To be continued…)
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