#14-15. MISR Travel.. そして、ピラミッド訪問へ(3)
いよいよピラミッドに入るゾ!
さぁ、本館にテナントを構えるMISR Travelの続きを書くとするか..
という~か、その前にAmexのハナシをチョイと
前回前々回とPersonal Conciergeについての話をしたが、相変わらずwebの外での反響が大きい。(笑)
まぁ、どうでもいいんだがもっとCenturionについて詳しく聞きたいというヤツもいたのは笑った。
だって、俺プラチナだし..
(;^_^A
ところで先日Amexから宅急便が届いた。
封を開けると新しいアメックスカード..(↓)
スコシ前に知ったんだが、新しく更新されるカードはICチップ対応なんだってね。
先日の偽造カードを使った不正引き出しのこともあるし、こういうのも有難い。
今回はメインカードとしてICチップ付きのモノが送られてきたが、丁度よい機会だったんでACの分も再発行をお願いすることにした。
色々と話題の多いAmexではあるが、今後もお世話になりたいと思っている。
よろしくだ。
さぁ、MISR Travelのハナシに戻るぞ。
色々と写真を見直していたら分かったことなんだけど、前日Check-inの際「明日の朝9時にここ(=本館)に来てほしい。MISR Travelのopenが9時だから、そこでオプショナルツアーの申込をしてほしい」と言われていたようだ。
だから、MISR Travelでのオハナシは9時からということで訂正しておきたい。
さて、気さくなスタッフと色々と話をしている中で、「ボディーガードはお願いできるの?」というハナシで前回終わったかと思う。
これに対し、「適任がいるよ!」という答えだったが結論からすると「ガタイのいい日本語ガイドのおっちゃん」だった。(笑)
まぁ、彼は最大限配慮してくれたし、様々なところで良くも悪くも活躍してくれたんでまぁよかったんじゃないかとオモウ。
こういった現地でオプショナルツアーを手配する際の注意事項を今回は特に記しておこうと思う。
とは言え、日本から個人でwebを通じて手配するときにも役立つだろうからその場合であっても参考にしてほしい。
まず「持ち物」についてだ。
スタッフとの会話の中で、幾つか確認しておいたものがある。
ポイントとしては、(half dayかone dayかによっても違うかもしれないが)以下に記した持ち物とチェック項目については事前(=申込前/決済前)にしっかりと確認とることをお勧めする。
・「オプショナルツアー」の主催者
・ツアーの費用
・ドライバー(+車)
・日本語ガイド
・昼食の有無
まずはこの点を注意されたし!
一つ目の「主催者」についてだが、今回はMISR Travelということになるが色々と話を聞いたり帰国後に調べたりすると分かったことがある。
その大事なポイントとして「国営企業のMISR Travel」が行うか、現地の旅行会社(私企業)か、そして「個人」が行うものかということ。
AmexのPCとの会話の中でも出てきたが、とにかく「MISR Travel」を最優先したほうがよいということを忘れないでほしい。
2番目の私企業の場合は、できることならばAmexのようなAgentに「ちゃんと確認してもらった上」で大丈夫ということであれば(自己責任で)申込すればよいと思う。
但し、会社だからと言っても「実態がない可能性もあるし、webをみると本物っぽい、ちゃんとしてそう」という騙しが入る可能性もあるので注意されたし。
そして、最後の「個人」についてはまぁ個人的には絶対にお勧めできない。
そう思ってくれ。
少なくとも1つ目であれば申込の情報等様々な記録が残るし、何かもしあったとしても「オオゴトになりそう?してもらえそう?」だからな。
そもそも黒執事もしっかりと日本にいるときに伝えてくれたが、「何かあった時は全力でお守りします‼」という有難い言葉も添えてくれたし、できる限り現地で勝手に個人で申込するよりは、必ずAgentを介してにすべきかと思う。
更に、個人も含めて申込をした場合記録すら残らず闇に埋もれてしまうことで「何かあったとしても気づかれない」リスクが残るのは言うまでもない。故にこれたこれらのことを考慮した場合圧倒的に(Amex経由の)MISR Travelということになるだろうな。
この辺は、AmexのようなAgentがもしなければホテルより「信用のある会社を紹介してほしい」と依頼し、それを信じるしかない..
当然、実際にエジプトの地を踏み肌で空気を感じ、目で現実を目の当たりにしたから言えることであるが、「安さ」を追求したホテルの場合はその時点で「信用が担保されない」可能性が多く残ることも理解しておいたほうがよさそうだな。
まぁ、こういう国の場合は「ケチって命を投げ出すことが無いよう最大限の配慮をすべき」という結論に間違いはない。
次に、「ツアーの費用」についてであるが、これは「細かく’何’の費用なのか」という点を「必ず」確認されたし!
もう少し具体的に言うと、「ドライバーの代金」の他に「車の費用(車代)」は別に必要か。
ツアー代とは別に要する「日本語ガイド」の費用は幾らで、そこに「日本語ガイドへのチップ」や「昼食代」は含まれているか、それとも別に必要か..
当然、自分の「昼食代」も含まれているかも確認が必要だ。
言う必要もないかと思うが、「ドライバーの’昼食’と’チップ’」もモチロン確認が必要だ。
極端なハナシ、個人とかで依頼した場合「ガソリン代が別に請求される」ってことも十分あり得るんでな、注意されたし。
また、「クフ王のピラミッド」に行く、「太陽の船」を見に行く.. と言った時の注意事項としては、「(入口までは連れて行ってくれるけど..)ツアー代とは’別に’入場料/入館料が必要になる」ということも知っていてほしい。
これは当たり前と言えば当たり前だがな。(笑)
その際、「自分の分だけ」でよいのか「ガイドの分」も負担しなければならないのかも忘れず確認したほうがよいぞ。
ちなみに、今回の俺については..
・ドライバー代に車代/ガソリン代は含まれていた。
・チップは基本込み
・昼食代は含まれていない
・日本語ガイドを追加費用を払って付けてもらった
詳しくはわからないが、ガイドは「そういう免許」みたいなものを持っていて考古学博物館等別途費用が必要なところで随時日本の運転免許証みたいなものを見せて通してもらっていた。(故に常に自分の費用しか必要としなかった。)
という感じだ。
チップは、運転も荒くなく暑い中ずっと待ってくれていたことや不快な気分にさせることもなかったんでドライバーと日本語ガイドに感謝の言葉と共にそれぞれ$20ずつ渡した。
(絶対多すぎる金額と思うが、俺はこのくらいあげたかったのでOK!)
チップは1ドルから3ドル程度で十分のように思う。
昼食代は含まれていなかったが、現地バーガー?現地fast foodをおごってもらった。
(=もしかしたら昼食代がツアー代の中に含まれていたのかもしれないが..)
日本語ガイドについてであるが、「仮に英語が話せるから大丈夫!」という人であったとしてもでき得る限りつけるべきだと思う。
ドライバーは当然「移動」に協力をしてくれるだけで、目的地に着いてから「一緒に行動を共にしてくれるわけではない」という点に着目。
実際に、色々な場所に行き来した中で「降りた場所」と「乗った場所(=pick up point)」が違ったり、混雑/渋滞時には日本語ガイドとドライバーが携帯で連絡し合い、場所を移して迎えに来てもらう等かなり柔軟に対応していたのが印象に残った。
こういうことを考慮すると必要性は高いかと明らかに感じる。
まぁ、よほど自信があるのであればよいが、とにかく慎重に判断をしてほしい。
あと、できれば「どこかに入場」する時は「都度、自分で支払う」か、「都度、チケットの半券」をもらうか「できれば写メで撮っておく方がヨイ」とも思う。
写真を撮るときに、「エジプトに来た記念になるから撮らせて」とでも言えばよいはずだ。
自分の場合は、最後のまとめて清算するときに引き換えにした。
一部、無くしたものもあったが..
ただ、嘘はついていないように思う。
エジプトに来て感じるのが、(申し訳ないけれど)「どこまで本当か完全に信用できない」ということだ。
あとで、トラブルにならないような工夫を忘れないようにしてほしい。
また、諄いようだけど事前に「ガソリン代」「チップ」「昼食」等が含まれているかどうかを確認しておくのは、例えば(代金にガソリン代は含まれているにも関わらず)「悪意を持ってスタンドに連れていき、支払いをさせようとするケースが考えられる」からだ。日本人はお人よしだから、「走った分のガソリン代を払ってね!」と言われたら疑うことなく払ってしまうことが多いらしい。
そういう不当な請求を受けた場合、はっきりと「NO!」と言えるということと、メモや書類を見せ「ここに含まれている」と書いてあるということも大切かと思う。
これらを承知の上で、何も知らないふりをして払ってあげるのは別に構わないとは思うが..
ちなみに、これ以外で「必要な持ち物」について触れると..
・パスポート
・携帯電話
・カメラ
・ミネラルウォーター
・ビスケットお菓子類
は「絶対持っていってね!」と言われた。
お菓子類という点については、カロリーメイトやプリングルスみたいなものが今回役立った。(笑)
シンガポールじゃないけど、ゴミが出るものについては注意されたし。
まぁ、日本人なんでみんなポイ捨てとかしないから大丈夫かと思うけど。
また、例えばスフィンクスの目線の先にある「pizza hat」や「ケンタッキー」に寄ってもらいそこで昼食を済ませるということもよい案かと思う。
出発するときにそういうことができるか、「日本語ガイド」か「ドライバー」に相談してみるといいだろう。
この他に必要なものとして
・クレジットカード
・キャッシュ(エジプトポンドかドル)
これらは、スタッフにどっちでもいいよ!と言われたが絶対持っていくべきだと思う。
でも、やはり携帯場所(どのように所持するか)というかどういう形で「それを持つか」という点にはやはり配慮が必要だ。
万が一、カバンをひったくられてもそこには大したものが入っていないよう様々なトコロに分散して持った方がよい。
携帯も、歩きスマホみたいな感じでノーガード状態でいるとひったくられる可能性もあるので注意したほうがよいかもしれんな。(笑)
あと、オマケとして前回の香港・台北・シンガポール辺りから持ち始めているんだけど、スマホ用の「バッテリーチャージャー(充電器)」なんかは絶対にもっていった方がよいかと思うゾ!
1000円2000円程度で買える「スマホを1回フル充電できる」っていう程度のものは気休めにしかならんので注意が必要かと思う。
ちなみに俺はエジプトにバッテリーを2つ日本から持って行った。
まぁ、万が一を超えた場合のケースを想定してのことだが..
例えば、アマゾンで買える..
「Anker PowerCore+ 26800」なんかはイイかもしれない..
Sim Free iPhone6 plusであれば、5~6回は少なくともフル充電できる感じだ。
金額は8000円程するが、昨今頻繁に起きる大地震時の「電源確保」にも大変役立つ。
ただ注意してほしいのが、実際にこの手の商品には「偽り」のものも大変多い。
昨年から実は8つ程ポータブルバッテリーを購入したが、その内6つが劣悪品だった。
劣悪品100%はPower Bankで、バッテリー容量はかなり大きいがそのほとんどがiPhone6 plusを2.5~3回フル充電できる程度のもの..
容量は、「21000mAh」「26000mAh」「50000mAh」「80000mAh」.. 中には「100000mAh」なんてのもあった。
というか全て買った。(笑)
より容量の大きいものを探していた時に、消費者レビューがあったので細かく読んでいくと「fake」や「表示の数値の5分の1の容量もない」等様々な情報が書かれていて、心配になったので全て確かめてみた。(笑)
方法は、「iPhoneを映画等でず~っと、つけっぱなしにしてバッテリーが1%になるまで使用」。
1%を表示して数分後にはバッテリー切れで電源が落ちるので、そこからフル充電を何回繰り返すことができるかで測定。
デザインや記載の数値ばかりに気を取られ、実際の容量を計らないユーザーが多いみたいのようなので注意されたし。
もし、実際にバッテリーを購入した人は前述の方法で検証をお勧めする。
先に述べたPower BankはChina qualityの代名詞のようなものなので、韓国製と併せて注意したほうがいい。
先ほど紹介したAnkerのバッテリーはSanyo製のバッテリー(製造は中国)らしいけど、例えば26800の場合、容量に対する実効率が最悪で70%としても実質容量が18760mAh程度となる。この数値だと、iPhone6 plusは3000mAh弱なので、6回程度はフル充電が可能だ。
ちなみにメーカーに問い合わせたところ、「もしこれが充電が5回以下だった場合、新品に交換させていただきます」とのこと。また、「実効率が70%はまずない数値」とも言っていたのでおよそ8割強で考えればいいそうだ。
仮に8割だとすると、21000mAhを超えるのでiPhone6 plusを7回程度フル充電できるということになる。
とりあえず、このバッテリーについては「特に」注意をしてほしいと思っている。
当然、アタリハズレもあるだろうから、購入前に返品が可能かどうかなど確認の上購入してほしい。
とりあえずは、俺の場合「携帯によるググる回数やマップによるナビ機能」等ほぼずっと使用している状態なので、絶対に助かっているというかないと困る状態にある段階まで来ていることは間違いないな。
参考にしてほしい。
よろしくだ。
m(_ _)m
さぁ、予定よりもはるかに長い文量になってしまった。(笑)
続きは次回じゃ。
エジプトの写真も1枚でごめんなさい。
(;^_^A